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消費税の税率、食料品ゼロ?一律5%? 2025年5月実施 電話&ネットのハイブリッド意識調査結果を発表【選挙ドットコム×JX通信社】

25.05.20[プレスリリース]

選挙ドットコムはJX通信社と共同で、5月17日(土)、18日(日)に日本国内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査(電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行う方式)による全国意識調査を実施しました。

【調査概要】調査は令和7年5月17日(土)と18日(日)に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査(JX通信社との共同実施)で986件、インターネット調査(JX通信社との共同実施)で1,134件を取得。各数値は小数第2位以下を四捨五入しています。

2025年5月17日・18日調査の「消費税の税率について」

「消費税の税率について、各党が案を提示しています。あなたは、消費税の税率をどうするべきだと思いますか?」と聞いた結果が上の図です。

電話調査とネット調査ともに、最多は「食料品の税率を0%に下げる」で約3割でした。
「一律で税率を5%に下げる」と「消費税を廃止する」という回答も、それぞれ約2割でした。
この3つの減税・廃止を求める意見を合計すると、両調査で6割を超える結果となり、国民の多くが消費税の引き下げや廃止を望んでいる現状が浮き彫りになりました。

一方で、「減税は必要ない」という意見も約2割で、ネットでは2番目、電話では3番目に回答割合が多い結果となりました。

2025年5月17日・18日調査の「『再生の道』について」

まずは「あなたは、昨年の東京都知事選に立候補した元安芸高田市長の石丸伸二氏が設立した政治団体『再生の道』に期待しますか?」と聞いた結果が上の図です。

2025年5月17日・18日調査の「『チームみらい』について」

次に、「あなたは、昨年の東京都知事選に立候補したAIエンジニアの安野貴博氏が設立した政治団体『チームみらい』に期待しますか?」と聞いた結果が上の図です。

今夏の参院選に向けて、昨年の東京都知事選挙に立候補して話題を集めた石丸伸二氏と安野貴博氏がそれぞれ新たな政治団体を設立して立候補者を擁立することを表明したため、この2つの新興勢力に対する期待度を調査しました。

いずれの調査でも、現時点では電話とネットの両方とも「期待しない」(「あまり期待しない」「全く期待しない」)が「期待する」(「大いに期待する」「ある程度期待する」)を大きく上回る結果となりました。

ただ、「どちらとも言えない」が、再生の道で約3割、チームみらいで3~4割と一定数を占めており、今後の活動が本格化した際にどのように変化していくかが注目されます。

2025年5月17日・18日調査の「年金改革法案について」

「あなたは、パートなどの厚生年金への加入拡大策などが盛り込まれた年金改革法案を評価しますか?」と聞いた結果が上の図です。

電話調査では、「評価する」(「大いに評価する」と「ある程度評価する」)が4割で、「評価しない」(「全く評価しない」と「あまり評価しない」)を上回りました。
一方、ネット調査では「評価する」と「評価しない」が3割前後で拮抗しました。
ただし、両調査ともに「どちらともいえない」が3割超えで、今後の法案審議によって評価が変わる可能性もあります。

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