21.06.29[採用]
イチニ株式会社では国内最大級の選挙メディア「選挙ドットコム」、YouTubeチャンネル「選挙ドットコムちゃんねる」の運営のほか、政治家と有権者をつなぐ様々な取り組み、行政・メディア向けサービスの展開を行っています。
今回はイチニ株式会社(以下、イチニ)運営のYouTubeチャンネル「選挙ドットコムちゃんねる」でメインMCを務めている乙武洋匡氏に編集部の横尾がインタビューを行いました。
―横尾
本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、YouTubeチャンネル「選挙ドットコムちゃんねる」のメインMCという立場から見たイチニの印象を教えていただけますでしょうか。
―乙武氏
「すごいところでビジネスをやっているな」と思います。私も若いころから政治に関心を持ち、発信もしてきたつもりです。投票率を上げるための取り組みもしてきました。ところが、なかなか手応えが得られないこともあったんですよね。
そして、政治業界はマーケットの小ささに比べてステークホルダーが多すぎるという要素もあると思うんです。「そこからくる?」というところから矢が飛んできたりして、一言でいうとめんどくさい(笑)。それで他の企業が避けてきたところもあると思うんですね。
イチニがリスクを負ってそういうニッチなところでビジネスをやっているのは、業界への愛があるからなんじゃないかな、と思います。
―横尾
ありがとうございます。乙武さんから見たイチニの良いところと、課題点を教えてください。
―乙武氏
イチニの良いところは展開されている内容に共通した軸があるところです。メディア「選挙ドットコム」、発信ツール「ボネクタ」、私がメインMCを務めている「選挙ドットコムちゃんねる」、全て政治家を身近に感じてもらうためにイチニができることをやっていて、ブレないなと思いますね。
イチニの課題は……課題というか、今後のお楽しみに思っているところがありまして、選挙ドットコムちゃんねるのコメンテーターにもっと「政治家に立候補したい方々」を呼びたいなという話をしたことがあるんです。現在はコロナ禍でなかなか難しいこともありますが、今後はゲストの幅も広げて、よりよい番組を作っていきたいですね。
―横尾
政治家を身近に感じてもらうのと同様に、乙武さんの力も借りつつ、読者や視聴者にとって分かりやすいコンテンツを作成することにも力を入れています。
―乙武氏
「分かりやすさ」って難しいですよね。例えば政治家を小馬鹿にするようなコンテンツが「分かりやすい」とウケる場合もありますし。イチニの「分かりやすいけど、ふざけすぎない」コンテンツ作りは本当に上手いなと思います。絶妙なさじ加減で。よくやられてる(笑)。
選挙ドットコムちゃんねるでも、今までイチニやメディア「選挙ドットコム」が築いてきた文化を参考にしながらMCを務めさせていただいています。
―横尾
ありがとうございます。イチニのスタンスとして、立候補する方々へのリスペクトは忘れないようにしています。
―乙武氏
そうですね。「選挙ドットコムちゃんねる」によく出演されるフリージャーナリストの方も、マスメディアでは「泡沫候補」と表現される方々を「無頼系候補」と呼んでリスペクトの姿勢を見せたりと、イチニの関係者は立候補する方々へのリスペクトを持っている方が多いのかもしれませんね。彼らは一見別世界にいる方に見えるかもしれないですけど、私たちの世界に存在する方ですから。意見の合う・合わないはもちろんあると思いますが、一定のリスペクトの気持ちは忘れたくないですよね。
―横尾
最後に、今後のイチニの取り組みについて、乙武さんが考えていらっしゃることを教えてください。
―乙武氏
はい。私が携わっている「選挙ドットコムちゃんねる」では登録者数とPVを求められていると思いますので、まずはそれを伸ばしていきたいというのがひとつ。そして、ゆくゆくは「選挙ドットコムちゃんねる」を日本を良い方向に進めたいと思っている人に見てもらって、周りのお友達にも推薦していただけるような番組にしていきたいですね。
―横尾
本日はありがとうございました。
「選挙ドットコムちゃんねる」では、メインMCを乙武氏が務める番組を毎週更新しています。また、特別編として乙武氏と政治家の面々が対談をするシリーズも不定期更新中です。ぜひご覧ください。
>>YouTubeチャンネル「選挙ドットコムちゃんねる」はこちらから
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