21.05.14[採用]
4月28日、イチニ株式会社は約2.4万PVがあったオンラインイベント「数字で学ぶ!選挙って誰得!?」をTikTok Japanと共同で開催しました。
弊社は若い有権者が選挙・政治への関心が低いことを受けてこれまで様々な啓発活動を行ってまいりましたが、今回の取り組みもその一環です。
このイベントではショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」上で人気のクリエイターと「選挙や政治について共に学ぶ」という目的で、TikTokのライブストリーミング機能「TikTok LIVE(ティックトックライブ)」を通じて選挙を身近に感じていただけるような企画を行いました。
MCにはフリーアナウンサーの登坂淳一氏を迎え、パネラーとしてTikTokクリエイターの帆南氏、MC TAKA氏、ひとみ 👀氏、会社員のチバ氏が登壇。そして解説役には選挙プランナーの松田馨氏が参加しました。
本イベントの模様はこちら>>「人気TikTokクリエイターが驚いた選挙の豆知識とは?? 「数字で学ぶ!選挙って誰得!?」TikTok LIVEイベントレポート」
本記事では解説役としてイベントに参加した選挙プランナー・松田馨氏に登壇後の感想を伺います。
―イチニ株式会社 横尾(以下、横尾)
こちらのイベントは日本初の「TikTok×選挙」イベントとなりましたが、登壇された感想はいかがでしたか?
―選挙プランナー 松田馨氏(以下、松田氏)
今回のイベントはメインターゲット層が10代~20代と、非常に若いという特徴がありました。そこの中に入るということは、政治に例えると「若者だらけの駅頭で演説に立つ」ようなイメージでしょうか。説教くさくならず、いかに分かりやすく伝えるかが難しかったですね。ターゲットであるTikTokユーザーに興味を持ってもらえるかは正直怖かったです。
―横尾
TikTokクリエイターやユーザーに「選挙って誰得!?」というテーマが伝わった実感はございましたか?
―松田氏
そうですね。最後にTikTokクリエイターの皆様に気になったポイントを伺ったところ、最もインパクトを与えられていたのは税金の話でした。
私たちは納税者である時点で政治や行政と無関係ではいられません。本イベントでは身近な税金の話を通して「選挙に行かないともったいない」ということが伝わったのではないでしょうか。
―横尾
イベント中にはパネラーから「政治家はTikTokをやってほしい」という声がありました。今後はTikTokを使ったネット選挙が活発化していく可能性はあると感じましたか?
―松田氏
はい。今までもTikTokを使ってネット選挙を行った政治家・候補者はいましたが、その数はごく少数でした。
その背景には、19歳~29歳の投票率が低く、まさにその年代にユーザー層が厚いTikTokを政治家が重要視してこなかったということがあるのではないでしょうか。
TikTokを使ったネット選挙で票を集めるには、既に若いユーザーコミュニティができている中に政治家が「出かけていく」度胸が必要ですね。そんな感覚を持った方が現れたら、今後「TikTok議員」が誕生・活躍するかもしれません。
―横尾
今後もイチニ株式会社は様々なアクターと協力して啓発キャンペーンを実施していきたいと考えています。
本日はありがとうございました。
イチニ株式会社では、インターネットを使った投票啓発活動のサポートを実施しております。
「若年層の投票率が低い」「投票・選挙啓発に向けた取り組みをしたいがどうすればよいか分からない」等、お悩みをぜひお聞かせください。
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